和銅13年(710)年藤原不比等が春日大社を創建する際に鹿島(茨城県鹿島神宮)から勧請した神が白鹿に乗って春日山に入ったという言い伝えから、現在も神の使いとされています。 ですから、奈良公園の鹿は古くから手厚く保護されてきており、昔不慮の事故も含め、殺めると厳しい刑罰を受けました。伝説によると誤って文鎮で鹿を殺してしまった子供が鹿の死骸とともに生き埋めとなり、その墓が奈良公園周辺に今も残っています。